COLUMN

CITY UP!で大井町☓スポーツ! 若手社員の挑戦で、街を動かし始める! ~後編~

2018年8月11日

「CITY UP!」というスローガンのもと、
未来へ向けた新しいプロジェクトを始動しているJR東日本。

これまで手がけてきた駅周辺サービスに磨きをかけるだけでなく、
これからは「くらしづくり(まちづくり)」にも挑戦していくそうです。
「住んで良かった」「働いて良かった」と思われるような沿線づくりや、
地域の顔である駅を中心とするまちづくりを地域と連携しながら進めています。

このコラムでは、その数あるプロジェクトの中から
とくに注目してほしい施設を「CITY UP!」編集部が独自の視点でピックアップ!
今回は、「スポル品川大井町」の誕生秘話について、
プロジェクト担当者の前嶋理恵さんに聞きました。

 

 

2018年8月11日、JR大井町駅から徒歩5分の場所に複合スポーツエンターテインメント施設「スポル品川大井町」がオープンしました。
JR東日本にとって新しい試みであるこのプロジェクトは、若手社員が中心となっての運営体制。プロジェクト担当者の東京支社事業部の前嶋理恵さんは「子どもから大人まで、初心者から経験者まで、幅広い世代がスポーツを始めるきっかけの場にしていきたい」と話します。

 

前例のないプロジェクトを、6人のチームワークで完遂!

 

「『スポル品川大井町』がオープンする前、敷地にはJR東日本の大規模な社宅が建っていました。それを取り壊し、2021年までの期間限定で活用するためにどんな施設がふさわしいかを話し合いました。いろいろな案を検討しましたが2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開催されることから、スポーツ施設を開発することにしたのです」と前嶋さん。
ただ、JR東日本のこれまでの施設開発は、駅の中か、駅に直結した敷地での開発がほとんどで、「スポル品川大井町」のように駅から離れた場所での大型開発は前例が少ない。「正直、不安でした。前例のないプロジェクトでしたから、過去の事例を参考にすることができず、苦労しました」と当初を振り返ります。

 

「さまざまな年代の方が楽しめる競技を中心に『スポル品川大井町』のスポーツ施設を設置しました」と話す前嶋さん。

 

前嶋さんは以前、ルミネに約7年出向し、その後JR事業創造本部でSC事業に携わっていましたが、東京支社に異動後「スポル品川大井町」のプロジェクト担当に任命されました。プロジェクトが本格的に動き出してからは6人のメンバーで、設計・施工、システム、運営、PR、協賛・イベントの担当を分担し、それぞれが自分の役割に邁進したそうです。「6人が分業しつつも互いに信頼しあい、情報を共有しながら、一丸となってゴールに向かいました。別々の仕事をしていてもチームワークを感じました」。
しかし、そんな多忙な中でもメンバーは誘いあって、ボルダリングとパデル、アーチェリーを実際に体験してきたそうです。「私はボルダリングを初めて体験しました。手足の筋肉がすぐにプルプルになりましたが(笑)、とても楽しかったです。ただ、初心者は登り方を教えてもらったほうがいいなと感じたので、『スポル品川大井町』ではレクチャーするスタッフをつけることにしました」と、ビギナー目線を大切にする前嶋さん。レンタルシューズも用意されているので、青空の下、気軽にトライできそうです。

アーチェリー施設では、初心者でも楽しめる距離に的を設置している。
また、スタッフからのレクチャーも受けられるため、本格的にアーチェリー体験ができる。

地域と関わりを深めながら、未来のオリンピック選手になる夢を!

 

そうして、2018年8月11日にオープンした「スポル品川大井町」。
「まさに、『駅から、街から、未来をつくろう。』というスローガンで進める『CIYT UP!』を体現する象徴的なプロジェクト。成功させたいという強い思いで取り組みました」とメンバーは口を揃えて語ります。
「オープン後は、地域との関わりも密にしながら運営していきたいです。内覧会には近隣の小学生を招待し、伊達公子さんをはじめスペシャルサポーターの方々による体験会を楽しんでいただきました。また、8月25日に開催される地域のお祭り『大井どんたく夏まつり』にも『スポル品川大井町』として出店させていただきます。地域の方々と親睦が深められればと楽しみにしています」と全員が声を弾ませます。
オープンして3年が経ったとき、地域の方々に何と言われたいかと尋ねると、「『スポル品川大井町がなくなっちゃうのは残念だな』とか『ここで僕はオリンピック選手になるという夢を見つけました』と言われたいですね」と、メンバーは目を輝かせました。

 

プロジェクトメンバーの方々と前田真秀副課長(写真中央、現在は本社総合企画本部 品川・大規模開発部課長)。
今後、地域と連動しながら「スポル品川大井町」を盛り上げていきたいと話す。

 

地域と連動し、大井町を盛り上げる複合スポーツエンターテインメント施設。

 

CITY UP!を体現する場として、施設の営業を通じて、地域の賑わいを創出する場になることも目指す「スポル品川大井町」。オフィスワーカーや子どもたち、そして、地域からも愛される施設として順調なスタートを切りました。
「入場料は無料ですので、公園感覚で立ち寄っていただければ。ベンチに座って、スポーツに汗を流している人たちを見るだけでも楽しんでいただけると思います」と、前嶋さんは完成した施設を見渡しながら言いました。
オリンピックムードが盛り上がるなか、「何かスポーツを始めたいな」と思われる方は、一度「スポル品川大井町」へ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

 

PROFILE
前嶋理恵さん(東京支社事業部)
スポル品川大井町のプロジェクト担当者。2006年、東日本旅客鉄道株式会社入社。07〜14年までの約7年間、ルミネに出向して運営業務に携わる。その後JR事業創造本部でSC事業に携わり、16年9月から「スポル品川大井町」プロジェクトの担当に。

 

スポル品川大井町
営業時間:月~土7:00~23:00、日7:00~21:00
※各施設によって営業時間が異なります。
※連休などにより通常とは営業時間が異なる場合がございます。
料金:入場無料(各施設利用料金は有料で、各施設によって利用料金が異なります。施設ページでご確認ください。)
https://www.sporu.jp