新たなランドマーク、渋谷に現わる! - CITY UP!

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新たなランドマーク、渋谷に現わる!

2019年4月23日

~渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)に携わる人々の想い~

2019年11月に開業する「渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)(以下、「渋谷スクランブルスクエア」)」。
鉄道3社の共同事業で注目されるプロジェクトに込められた想いとは!?


渋谷スクランブルスクエアとは…

東京急行電鉄株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、東京地下鉄株式会社の3社共同で手掛ける複合施設。その運営は渋谷スクランブルスクエア株式会社が担います。エリアで最も高い地上47階建てで、展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」、オフィス、産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」、商業施設の4つの用途で構成されます。渋谷駅直結・直上の新ランドマークです。

鉄道3社の共同事業。
各社にとっての開発意義とは

三木 「渋谷スクランブルスクエア」は、長年取り組んできた渋谷の街づくりのひとつの“節目”となる大きな意味があるプロジェクトです。世界中から人が集まる2020年東京でのビッグイベントの開催までには、このプロジェクトをカタチにしたい!と常に意識しています。

 

鈴木 節目というのは同感です。JRが会社を発足したのが1987年。30年が経って、これまでの30年間を振り返り、次の30年で何をするかを考えるタイミングにあります。渋谷だけではなく、首都圏各地にターミナル駅を配する我々は、新しい街づくりに積極的に取り組んでいきます。最初に花が咲くのが、この「渋谷スクランブルスクエア」のプロジェクト。それも鉄道3社の共同事業です。この先の方向性を示すような重要な開発だと思います。

田中 当社にとって渋谷は銀座線をはじめ、半蔵門線、副都心線と3線が乗り入れる、大変重要なターミナルです。その中で渋谷マークシティ、渋谷ヒカリエに続いて3つ目となる共同事業。同時に鉄道事業との相乗効果も見込める駅ビル開発です。その意味でこのプロジェクトは重要な位置づけです。特に銀座線は非常に特徴的な駅になります。アーバン・コアを通じて人の流れも生まれ、利便性が上がるのではないかと期待しています。新しい駅は、デザインも含めて乞うご期待です!

渋谷の新ランドマーク
「渋谷スクランブルスクエア」

田中 この秋完成する東棟は地上230mで、渋谷では最高峰のビル。ランドマークとしても素晴らしい!2020年には世界中から足を運んでもらえるのではないでしょうか。

三木 渋谷に来た人が「いいな」って思える街、楽しい街にしたいですよね。エンタテイメントシティSHIBUYAと言っていますが、「渋谷スクランブルスクエア」もその一環。渋谷らしい楽しいことをしたい。一方で交通基盤のような役割も内包した施設です。開発の目指すところは、便利であること、万人に優しいことです。

渋谷 街のシンボルタワーであり、かつ交通利便機能を担った施設ですからね。渋谷は観光やビジネスに限らず、さまざまな目的で来てもらう街です。その受け皿となる施設として、あらゆる人の期待に応えていきたい。そうすることで「渋谷スクランブルスクエア」は、渋谷のシンボルとなり、日本のシンボルとなり、世界の方たちに来ていただける施設へとなっていくのかなと思います。

鈴木 そうですね。渋谷らしい街づくりができたら、世界にいろいろなことが発信できます。当然、世界から渋谷が注目される。渋谷が特徴ある街づくりをすることによる波及効果は大きい。JR社内だけでも、たとえば品川や新宿の街づくりに影響を与えます。それによって東京全体がレベルアップしていく。そうやって世界の方々に、渋谷すごいな、東京すごいなって感じてもらえるのではないかと思います。

田中 プロジェクトの最初は、それぞれに良さや文化を持った鉄道3社が集まっての事業ということで、調整に少なからず悩みもしましたが(笑)。

渋谷 だからこそ、みなさんすごく意見を持っていて、それをやってみようという土壌があった。これはまさに渋谷の特徴です。

「渋谷スクランブルスクエア」が、
目指すものとは?

三木 駅の真ん中に大きな施設を作ることが、渋谷らしくないという意見もあります。でも、そういうモノをつくりながらも、少し遊び心があるところを表現したいと思う。

鈴木 物理的な意味だけではなく、ソフト的な側面でもランドマークにしたいですよね。そのための仕掛けとして作っているのが、産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」。新たな価値創造の拠点として、蓋を開けないと分からないこともありますが、そこに向けて走り続けることが重要なのかなと思います。

渋谷 産業交流施設は、企業や大学をはじめ多様な人たちが交流することで社会価値を生みだす未来共創拠点ですからね!これから会員を募っていきますが、アイデアを持っている人、ゼロから始めたい人が集まってくる場所です。ここにまた新たな種や起業チャンスが生まれるのではないかと感じています。「渋谷スクランブルスクエア」には4つの用途施設を作りますが、それぞれの役割が相乗効果をみせながら、新たなイノベーションが起っていくのかなと。単なる商業施設じゃない、単なるオフィス施設じゃないところが魅力になればいいなと思います。

田中 渋谷の魅力は、ビジネスだけではなくエンタテイメントもあって、1日いろんな形で楽しめること。いい意味で混沌としたカオスのようで。その魅力的な部分が、発信されてより魅力を増していくのかなと感じています。さらに交通機能が便利になって訪れやすくなれば、「何かをしよう」というときに、渋谷がチョイスされるようになりますよね。

三木 我々のゴールは、魅力的なプロジェクトとかタワーではなく「魅力的な街」。我々の役割である「人や注目を世界から集める」ことを実現するために、街と共存し、役割をまっとうしたいと思います。このプロジェクトは長い時間をかけて行っています。さまざまな方のご協力ご指導があって、ここまで進んできました。諸先輩方に敬意を表したい思いでいっぱいです。

鈴木 この秋11月の開業で完成するのではなく、さらに10年、続いていくプロジェクト。今後も、今は想像できないようなことを更に考えていかなければと思います

渋谷 このプロジェクトを通し、新たな“渋谷らしさ”が生まれればと思います。これは単に渋谷を開発しているのではなく、日本を代表する開発。まさに今、未来に向けて街が進化しています。世界に誇れる街をつくっていきたいですし、あらゆる方面からの期待を感じています。その期待にしっかりと応えていきたいです。

圧倒的な利便性!渋谷駅直結・直上の新ランドマーク

 

 

 

建築家
隈研吾が見た渋谷

PROFILE
1954年生。東京大学建築学科大学院修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。現在、東京大学教授。これまで20か国を超す国々で建築を設計。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。

渋谷の魅力を表現するために
選んだ“透明なガラス”

今回、渋谷スクランブルスクエアの低層部のデザインに関わっていますが、渋谷という街のダイナミックな「流れ」を可視化し、その「流れ」の魅力を最大限に感じられるデザインを目指しました。
渋谷という街の個性を考えたとき、僕が感じた渋谷は多様なモノが入り混じり、流れ続ける街だということ。透明なガラスという素材を選んだのは、この渋谷の魅力である多様性とスピード感を可視化したいと考えたからです。

今までの超高層ビルにはない
チャレンジングなデザインに

渋谷スクランブルスクエアは地上230mの超高層ビルです。その足元部分を設計するということで、今までの超高層ビルにはなく、そして渋谷の新しさにふさわしいディテールにこだわりデザインしました。
たとえば、えぐれたような有機的デザイン、流れを可視化するガラスの外側に施したセラミックプリントなど、これまでの超高層ビルにはなかったチャレンジングなディテールになっているので、ぜひ見ていただきたいと思います。

子どもの頃から親しんだ渋谷
「未来の渋谷」に期待すること

渋谷の街は小学生の頃から僕の遊び場でした。今ももっとも親近感を抱いている街です。最初にこのプロジェクトの話を聞いたときには、そんな街のリデザインに関われることに興奮しました。
これから「駅」の新時代が始まります。モータリゼーションの旧世代が終わり、駅をノード(接点)とするウォーカブルな都市の時代が始まりました。そんな新しい時代の世界のリーダーに渋谷がなればという想いで、有機的タワーをデザインしました。

 

「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」
『技藝フェス(TechxArt Festival)』を開催!

SHIBUYA QWSのプログラムを体感できるイベントとして5大学と連携して行っている「SHIBUYA SCRAMBLE SERIES」。多様な分野の領域横断(スクランブル)をコンセプトとし、シリーズ2回目は東京工業大学、東京藝術大学とともに『技藝フェス(Tech×Art Festival)』を実施しました。

 

「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」
渋谷最高峰のパノラマビューが圧巻!

日本最大級を誇る屋上展望空間からは、富士山をはじめ関東一円、渋谷の象徴でもあるスクランブル交差点を、地上約230mの上空から眺めることができます。
ここでしか見ることができない眺望と空間演出により、今までの展望施設の概念を超える新しい体験を作り出します。

 

 

©渋谷スクランブルスクエア